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  1. 長岡京市議会 2013-02-22
    平成25年第1回定例会(第1号 2月22日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成25年第1回定例会(第1号 2月22日)                平成25年           長岡京市第1回議会定例会会議録                 第1号              2月22日(金曜日)          平成25年長岡京市第1回議会定例会-第1号-         平成25年2月22日(金曜日)午前10時00分開議
    〇出席議員(25名)                     堤   淳 太  議員                     髙 見 良 一  議員                     福 島 和 人  議員                     大 谷 厚 子  議員                     西 村 厚 子  議員                     藤 本 秀 延  議員                     武 山 彩 子  議員                     進 藤 裕 之  議員                     綿 谷 正 已  議員                     上 村 真 造  議員                     黒 田   基  議員                     坪 内 正 人  議員                     冨 岡 浩 史  議員                     浜 野 利 夫  議員                     野 坂 京 子  議員                     瀬 川 光 子  議員                     大 伴 雅 章  議員                     小 谷 宗太郎  議員                     大 畑 京 子  議員                     尾 﨑 百合子  議員                     八 木   浩  議員                     岩 城 一 夫  議員                     田 村 義 明  議員                     藤 井 俊 一  議員                     上 田 正 雄  議員 ───────────────────────────────────────── 〇欠席議員(0名) ───────────────────────────────────────── 〇欠  員(1名) ───────────────────────────────────────── 〇地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者。           小 田   豊  市長           戸 田 雄一郎  副市長           浅 輪 信 子  教育委員長           山 本 和 紀  教育長           河 村   豊  水道事業管理者           辻   淳 一  理事           森   良 男  企画部長           辻 井 仁 史  総務部長           山 田 勝 吉  環境経済部長           山 田 常 雄  健康福祉部長           佐々谷 明 光  建設交通部長           滝 川 正 幸  会計管理者           上 村   茂  上下水道部長           中 村   修  教育部長           前 田   進  監査委員           鷹 野 文 男  監査委員事務局長           喜 多 利 和  秘書課長           木 村 靖 子  総務課長 ───────────────────────────────────────── 〇議会事務局    山 本 豊 彦  事務局長           河 北 昌 和  事務局次長           荻久保 健 司  議事調査係長 ───────────────────────────────────────── 〇議事日程(第1号)平成25年長岡京市第1回議会定例会           2月22日(金曜日)午前10時開議   1.会議録署名議員の指名   2.会期の決定   3.議長諸報告   4.市長諸報告   5.定期監査及び例月現金出納検査の結果報告   6.長岡京市選挙管理委員会委員及び補充員選挙   7.諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について   8.第 1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について   9.第 2号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について  10.第 8号議案 長岡京市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について  11.報告第 1号 専決処分の報告について            〔専決第4号 損害賠償の額の決定について〕  12.報告第 2号 専決処分の報告について            〔専決第1号 損害賠償の額の決定について〕  13.報告第 3号 専決処分の報告について            〔専決第3号 長岡京市立小中学校普通教室等空気調和環境提供等             事業契約の変更(第2回)について〕  14.報告第 4号 専決処分の報告について            〔専決第5号 恵解山古墳保存整備工事その2請負契約の変更につ             いて〕  15.報告第 5号 専決処分の承認を求めることについて            〔専決第2号 損害賠償の額の決定について〕  16.第 3号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について  17.第 4号議案 大山崎町道路線の認定の承諾について  18.第 5号議案 市道の路線の変更について  19.第 6号議案 長岡京市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について  20.第 7号議案 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講            ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整            理に関する条例の制定について  21.第 9号議案 長岡京市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について  22.第10号議案 財産の交換、譲与、無償貸与等に関する条例の一部改正について  23.第11号議案 長岡京市行政財産使用料条例の一部改正について  24.第12号議案 長岡京市企業立地促進条例の一部改正について  25.第13号議案 長岡京市道路占用料条例の一部改正について  26.第14号議案 平成24年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)  27.第15号議案 平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算            (第3号)  28.第16号議案 平成24年度長岡京市開田財産区特別会計補正予算(第1号)  29.第17号議案 平成24年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)  30.第18号議案 平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  31.第19号議案 平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算            (第3号)  32.第20号議案 平成25年度長岡京市一般会計予算
     33.第21号議案 平成25年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算  34.第22号議案 平成25年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  35.第23号議案 平成25年度長岡京市馬場財産区特別会計予算  36.第24号議案 平成25年度長岡京市神足財産区特別会計予算  37.第25号議案 平成25年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算  38.第26号議案 平成25年度長岡京市調子財産区特別会計予算  39.第27号議案 平成25年度長岡京市友岡財産区特別会計予算  40.第28号議案 平成25年度長岡京市開田財産区特別会計予算  41.第29号議案 平成25年度長岡京市下海印寺財産特別会計予算  42.第30号議案 平成25年度長岡京市粟生財産区特別会計予算  43.第31号議案 平成25年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算  44.第32号議案 平成25年度長岡京市介護保険事業特別会計予算  45.第33号議案 平成25年度長岡京市駐車場事業特別会計予算  46.第34号議案 平成25年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  47.第35号議案 平成25年度長岡京市水道事業会計予算  48.議会条例第1号 長岡京市議会基本条例の一部改正について ───────────────────────────────────────── ○(上田正雄議長) おはようございます。  これより平成25年長岡京市第1回議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、尾﨑百合子議員藤井俊一議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  この定例会の会期は、本日から3月25日までの32日間とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、会期は32日間と決定します。  次に、日程3、議長諸報告であります。  まず、12月定例会以降の議会活動につきましては、お手元に配布しました議会活動概要報告のとおりであります。  次に、12月定例会以降の乙訓環境衛生組合議会乙訓福祉施設事務組合議会及び乙訓消防組合議会の会議の報告書が提出されています。お手元に配布のとおりであります。  次に、議員の派遣についての報告であります。  会議規則第164条第1項ただし書きの規定により、議員を派遣しましたので報告します。お手元に配布のとおりであります。  以上で議長諸報告を終わります。  次に、日程4、市長諸報告であります。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) おはようございます。  本日、ここに平成25年長岡京市第1回議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私とも大変お忙しいところ、御出席いただきまして、厚くお礼を申し上げます。  それでは、昨年の12月議会定例会以降の主な事務事業につきまして、御報告を申し上げます。  まず、京都第二外環状道路の開通時期につきまして、御報告を申し上げます。  先般、新聞報道等で御承知をいただいていると存じますが、京都第二外環状道路は、平成25年3月末の供用開始に向けまして、最後の仕上げ工事が進められておりました。完成しました構造物の点検を順次実施されましたところ、京都市区域にあります南春日トンネルに一部損傷が発生していることが確認され、急遽開通が平成25年4月になるとの見通しが発表されました。  なお、詳細な開通日時につきましては、確定した段階で京都国道事務所から改めて発表されるものと存じます。  また、にそとの開通前に高速道路を歩いていただくフリーウォーキングを、3月23日の土曜日に開催の予定で調整をいたしておりましたが、トンネルの安全性を優先するため、トンネルの補修の完了後に開催するものとして、イベント開催日の調整を再度行っております。  このイベントは、京都市、長岡京市、大山崎町、久御山町、八幡市及び京都府のにそと沿線の市町で構成されます京都第二外環状道路沿線市町連絡協議会での運営を予定いたしております。  イベント開催の日時が確定いたしましたとき、イベントの詳細につきましても、改めてにそと広報誌や広報長岡京にて御案内させていただく予定であります。  沿線の方々には、これまでの工事で大変御迷惑をおかけしてまいりましたが、工事完了まで、あと少しよろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、地域防災計画の見直しの状況につきまして、御報告を申し上げます。  この計画見直しにつきましては、特に重点的に取り組む必要があります避難生活対策帰宅困難者対策、要配慮者支援対策の3つの事項につきまして、防災会議のもとに、市職員のほか市民公募委員3名、外部委員として企業や鉄道事業者等の関係機関から7名の方々にも御参画をいただき、それぞれの部会を設置いたしました。  この部会で計画の見直しに必要な調査研究を行い、今年1月に各部会から最終報告を受けました。また、今回の見直しに合わせ、実効性のある地域防災計画とするため、庁内に市職員で構成いたします業務継続計画原子力災害対策等の2つの作業部会を設置し、今後取り組むべき施策等につきまして、検討を重ねてまいりました。  これらの各部会の報告等も踏まえ、去る2月5日には第2回防災会議を開催いたし、地域防災計画の見直し案につきまして、御審議をいただきました。  見直し案は、国、京都府の改定内容に各部会等からの提言、東日本大震災や最近の災害からの教訓、課題、そして市民の皆様方の御意見、女性の視点などを反映させ、取り組みをいたしてまいりました。  そして、新たに原子力発電所の事故を想定し、原子力災害から市民を守るための対応や、京都府北部住民の広域一時滞在として、最大で約7,000人の受け入れを可能とする体制の整備を柱とします原子力災害対策及び帰宅困難者の発生に備えて、一時避難施設や情報伝達手段の確保などの帰宅困難者対策を追加し、本市の実情に即した地域防災計画の改正案として取りまとめました。  現在、改正案につきましては、3月11日までパブリックコメントを実施いたしており、市民の皆様方からいただきました御意見を踏まえまして、今年度末に改定したいと考えております。  また、去る1月20日には、地域防災計画に基づきまして、阪神淡路大震災発生から18年を期に、市民の防災意識の高揚と地域の防災力の向上を図ることを目的に、長法寺小学校におきまして、市防災訓練を実施いたしました。  今後におきましても、防災対策の取り組みを強化し、より万全を期したいと考えております。  次に、乙訓消防組合長岡京消防署庁舎の竣工について、御報告を申し上げます。  長岡京消防署庁舎につきましては、乙訓消防組合におきまして、平成23年7月から防災の拠点施設としての役割を果たせるよう、耐震性の高い庁舎へと建てかえ工事が進められてきましたが、平成24年4月1日1期工事として完了しました南側事務棟、仮眠室等に続きまして、このたび、北側ガレージ、訓練棟等の2期工事が完了いたし、来る3月16日に竣工式が挙行される運びとなりました。  今後におきましても、この長岡京消防署、本市の重要な防災拠点として、災害に強い安全で安心なまちづくりを積極的に推進する所存であります。  次に、中国浙江省寧波市との友好交流事業につきまして、御報告させていただきます。  御案内のとおり、本市は1983年4月21日に寧波市と友好都市盟約を締結いたしました。これまで両市の代表団や市民団の往来を初め、文化・スポーツ、青少年分野や産業・経済・技術分野の交流など、両市、両市民の理解と協力のもとに、親善活動に取り組んでまいりました。  そして、平成25年度に両市にとりまして記念すべき友好都市盟約締結30周年を迎えるため、市長や議員の皆様方を中心としまして、長岡京市友好代表団を結成し、寧波市訪問を計画いたしております。  つきましては、新年度予算を議決いただきましたら、訪中時期も含めまして、寧波市と具体的な協議を進めてまいりますので、御理解をいただきますようにお願いいたします。  次に、3月1日からの市ホームページのリニューアルにつきまして、御報告させていただきます。  一昨年の東日本大震災の際には、緊急時の情報発信の重要性が再認識されました。災害時には、市ホームページのアクセスが集中いたし、閲覧が制限されてしまいます。これを防ぐために、災害時専用の画面に切りかえる機能を新たに加え、大規模災害への対応を強化いたします。  また、今年度の市役所事業の市民評価会でも御提言を受けまして、トップページのデザインを一新し、数多く存在する行政情報を、暮らしや健康、福祉、子育て、教育など、市民目線に立ちまして、分類に新たに整理をし直し、必要な情報を見つけやすくするための工夫を行いました。  次に、ポスト国文祭文化交流フェスタin乙訓につきまして、御報告申し上げます。  去る1月27日、長岡京記念文化会館におきまして開催されましたポスト国文祭文化交流フェスタin乙訓は、第26回国民文化祭京都2011開催で、日本の文化や心のすばらしさへの認識や誇りを共有し、受け継ぐとともに、若い世代が生き生きと力を発揮し、次世代の担い手が育つ確かな手応えが感じられるなど、大きな成果を上げましたことは、まだ記憶に新しいところであります。  この国民文化祭ではぐくまれました乙訓地域の文化力を一過性に終わらせることなく、継承発展させることを目指して、ポスト国文祭文化交流フェスタin乙訓が開催されます。  本番のコンサートでは、吉田治人、順子様のデユオ演奏で幕を開け、国文祭京都記念オーケーストラ市民公募合唱団が、ベートーベンの交響曲第9番を競演いたしました。クライマックスの合唱が入る第4楽章では、演奏と歌声が一体となり、歓喜の歌がホール全体に高らかに奏でられ、心を一つにつくり上げられた見事な演奏に、観客も出演者も音楽の感動に酔いしれ、演奏の深い余韻と観客の惜しみない拍手がいつまでも響きわたる感動的な演奏会となりました。  このポスト国文祭文化交流フェスタin乙訓には、準備、開催も含めまして、高校生の皆さん方を初め多くの方々に御支援、御参画をいただきましたことに、この場をお借りいたしまして感謝を申し上げます。  次に、今年の1月14日より3月10日まで、長岡京市商工会が実施いたしておりますガラシャ商品券と銘打ちましたプレミアム商品券事業につきまして、御報告いたします。  プレミアム商品券事業は、長引く厳しい経済状況下におきまして、消費購買力の減退と市外流出の防止を図り、商業活性化、引いては地域経済の振興に資する目的で、平成22年度から実施されております。今年度で3回目となります。  1セット1万円で販売いたし、1万1,000円分の買い物ができる10%のプレミアムつきの商品券となっており、今年度も発行枚数1万セット、発行総額にいたしまして1億1,000万円分を販売いたしました。  去る1月14日の発売当日には、発売場所の市役所及び産業文化会館では、朝から長い行列ができ、お昼過ぎには完売となる大盛況ぶりでございました。  なお、今年度は、介護保険サービスを利用されていない90歳以上の方にプレミアム商品券を交付する、京都府の介護保険返戻地域活性化事業があわせて実施されました。  本事業につきましては、市も特別補助金という形で支援を行っており、今後とも消費者の経済的支援と市内の商工業の活性化を図るための起爆剤となるよう期待いたしております。  次に、長法寺小学校総合型地域スポーツクラブの発足につきまして、御報告いたします。  長法寺小学校区に市内で5つ目となります総合型地域スポーツクラブが発足し、昨年12月9日に発足記念式典が開かれました。クラブの愛称はグッドラッククラブといい、英語のグッドラック、幸運の意味のようでありますが、そして、長法寺地域をあらわす言葉として以前から使われてまいりました「楽信」という言葉を組み合わせてつくられました。  平成20年に校区の社会体育振興会連合会が中心となり、準備委員会が発足し、4年の長きにわたり設立に向けまして、委員や校区関係団体の皆様には大変御尽力をいただいてまいりました。  長法寺小学校の特徴は、文化も活動の1つ、大きな柱とされている点であります。校区の方々が気軽に文化とスポーツ活動に参加できる環境づくりにより、地域の文化力の向上に向けて積極的に取り組んでいただいております。  今後、文化・教育立市をキーワードに、地域の文化活動や生涯スポーツの普及と推進拠点として、より多くの地域で総合型クラブの立ち上げがされるよう、育成支援をいたしてまいりたいと考えております。  次に、環境政策につきまして、御報告いたします。  まず、第2期環境基本計画についてでありますが、平成13年3月に策定いたしました長岡京市環境基本計画の第2期計画につきましては、延べ5回にわたりまして生活環境審議会で御審議をいただき、昨日、2月21日付で審議会会長から答申書をいただきました。  答申の第2期環境基本計画では、エコタウン、エコライフのシフトアップ、西山の魅力アップ、環境づくりの市民力アップの3つの柱からなります環境の都ステップアップチャレンジが、市民の皆様方と取り組んでいく活動として掲げられております。  この答申を尊重し、今回策定します第2期環境基本計画により、市民、事業者、そして我々行政が、地域の多様な主体がともに力を合わせ、目指すべき将来都市像、「つむぎ織りなす“環境の都”長岡京」の実現に向けまして、チャレンジしながら、次世代とともに未来を創造する行動を提起していきたいと考えております。  次に、去る2月16日、17日の2日間、東京都で行われました低炭素杯2013に長岡京市立神足小学校が大会に出場いたし、薪ストーブや西山での柴拾い、ドングリ植樹などの活動を発表され、最優秀地域エコ活動賞を見事に受賞されました。  低炭素杯は、低炭素社会の構築を目指した活動を行う団体の日本一を決定する全国大会であります。  低炭素杯では、本市からの全国出場は、平成21年度の長岡中央商店街、昨年度の西山森林整備推進協議会に続き、3つ目の団体となります。全国的にも3団体が全国大会に出場したという自治体は希少であり、環境都市宣言を行う本市の環境活動のレベルの高さを全国に発信することができたものと、このように思っております。  今後も、環境都市として誇れるまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。  次に、サントリー天然水の森きょうと西山起工式が、一昨日の2月20日にとり行われました。  この起工式は、今後30年にわたりまして、サントリーホールディングス株式会社が全国に展開されております天然水の森事業を、本市の西山におきましても実施をいただき、約60ヘクタールの森林を、30年間という長きにわたり健全な森づくりを進めていただく事業が本格的に実施されるのに際し、とり行われたものでございます。  西山は長岡京市の代表的な景観であり、市民の大切な宝でもあります。本市としましても、サントリーホールディングス株式会社の御協力をいただきながら、西山森林整備推進協議会が掲げます、未来の子どもたちへ西山の緑をつなげるという思いを実現するため、継続的な西山の保全活動に全力で取り組んでまいりたいと考えております。  次に、風呂川配水区雨水貯留施設設置工事中止に関するその後の経過につきまして、御報告申し上げます。  昨年の11月9日に、風呂川配水区雨水貯留施設設置工事の中止に関する調査委員会より報告書の提出がございました。さきの議会におきましても御報告申し上げましたとおり、また、その内容につきましては、既に市のホームページにも掲載させていただいております。  この報告書の内容を基本に、当該貯留施設の設計者であります株式会社極東技工コンサルタントに対しまして、これまで市が支出いたしました費用につきまして提示いたし、現在、賠償協議を進めております。  今回の工事中止に至った主な原因は、設計作業におけます地下水位データのとり違えにあったことを共通認識とし、顧問弁護士とも相談の上、その処理を進めてまいります。  なお、今後の当該地域におきます浸水対策といたしましては、既に下水道の認可変更業務委託を発注いたしております。基本的には既存水路の拡幅と市内の配水区の見直し等により対処してまいる方針でございます。  以上、市長諸報告といたします。 ○(上田正雄議長) 以上で、市長諸報告を終わります。  次に、日程5、定期監査及び例月現金出納検査の結果報告であります。
     監査委員の報告を求めます。  前田監査委員。               (前田 進監査委員登壇) ○(前田 進監査委員) おはようございます。  定期監査及び例月現金出納検査の結果について、報告申し上げます。  地方自治法第199条第4項の規定によりまして定期監査を、また、同法第235条の2第1項の規定によりまして例月現金出納検査をそれぞれ実施いたしました。その監査の対象並びに結果と地方自治法第199条第12項による通知がありましたことをあわせて御報告申し上げます。  なお、その内容の詳細は、お手元にお配りいたしました報告書のとおりでございます。  以上をもって、監査報告とさせていただきます。 ○(上田正雄議長) 以上で、監査報告を終わります。  次に、日程6、長岡京市選挙管理委員会委員及び補充員選挙を行います。  まず、長岡京市選挙管理委員会委員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、議長において指名することに決定しました。  長岡京市選挙管理委員会委員に、鍋島孝則さん、小坂政美さん、柴田美子さん及び山本 淳さんを指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました4名を、長岡京市選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、鍋島孝則さん、小坂政美さん、柴田美子さん及び山本 淳さんが、長岡京市選挙管理委員会委員に当選されました。  次に、長岡京市選挙管理委員会補充員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は、指名推選によることに決定しました。  お諮りします。  議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、議長において指名することに決定しました。  長岡京市選挙管理委員会補充員に、第1順位 中小路貴司さん、第2順位 鴻巣 理さん、第3順位 夏原嘉弘さん、第4順位 太田司良さんを指名します。  お諮りします。  ただいま議長において指名しました4名を、長岡京市選挙管理委員会補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認めます。  したがって、第1順位 中小路貴司さん、第2順位 鴻巣 理さん、第3順位 夏原嘉弘さん、第4順位 太田司良さんが、長岡京市選挙管理委員会補充員に当選されました。  次に、日程7、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程7、諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、御説明を申し上げます。  現人権擁護委員の深澤利男さんが、平成25年6月30日で任期満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会に同意を求めるものでございます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、提案説明といたします。 ○(上田正雄議長) 説明は終わりました。  お諮りします。  本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、深澤利男さんを推薦することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(上田正雄議長) 全員起立。  したがって、諮問第1号については、深澤利男さんを推薦することに同意するものと決定しました。  次に、日程8、第1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について及び日程9、第2号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任についての2件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程8、第1号議案及び日程9、第2号議案の長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任についての2件を一括して御説明申し上げます。  まず、第1号議案でありますが、現固定資産評価審査委員会委員であります野村治之氏が、平成25年3月31日をもちまして任期満了となります。その後任の委員を選任する必要がありますが、引き続き野村氏を選任いたしたく存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  続きまして、第2号議案でありますが、現固定資産評価審査委員会委員であります小西久幸氏が、平成25年3月31日をもちまして任期満了となります。その後任の委員を選任する必要があり、五十棲忠男氏を選任いたしたく存じますので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、提案説明といたします。 ○(上田正雄議長) この2件の説明は終わりました。  お諮りします。  この2件については、質疑、委員会付託及び討論を省略して、直ちに採決に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  まず、第1号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について、野村治之さんを選任することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(上田正雄議長) 全員起立。  したがって、第1号議案については、野村治之さんを選任することに同意するものと決定しました。  次に、第2号議案 長岡京市固定資産評価審査委員会委員の選任について、五十棲忠男さんを選任することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(上田正雄議長) 全員起立。  したがって、第2号議案については、五十棲忠男さんを選任することに同意するものと決定しました。  次に、日程10、第8号議案 長岡京市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) 日程10、第8号議案 長岡京市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  平成24年9月5日公布の地方自治法の一部改正におきまして、政務調査費が政務活動費に改められ、その使途についても拡充が図られました。  その内容は、同法第100条第14項で、政務調査費の名称を政務活動費に、交付の目的を議会の議員の調査研究その他の活動に資するためとし、政務活動費を充てることができる経費の範囲につきまして、条例で定めなければならないと決められました。  また、同条第16項では、議長は政務活動費につきまして、その使途の透明性の確保に努めるものとされております。  このため、これらの内容について規定しております条文を改正し、また、政務活動費を半期ごとから年度ごとに一括に交付する交付方法の変更及びその他必要な改正を行うものでございます。  なお、条例の施行日につきましては、地方自治法の一部を改正する法律の附則第1条ただし書きに規定する平成25年3月1日といたしております。  また、経過措置といたしまして、条例施行日前に既に交付した政務調査費につきましては、なお従前の例によるといたしております。  以上、提案理由の説明といたします。 ○(上田正雄議長) 第8号議案の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。
                 (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  御意見ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。  これより採決に入ります。  本件について、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(上田正雄議長) 全員起立。  したがって、第8号議案は、原案どおり可決されました。  次に、日程11、報告第1号 専決処分の報告についてから、日程31、第19号議案 平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)までの21件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、私からは、日程19、第6号議案及び日程26、第14号議案につきまして御説明申し上げ、その他の議案につきましては、副市長及び関係部長から説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、日程19、第6号議案 長岡京市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定につきまして、御説明を申し上げます。  昨年5月、新型インフルエンザ等対策特別措置法が公布され、病原性が高い新型インフルエンザや同様の危険性のある新感染症が発生した際、国民の生命及び健康を保護し、国民生活や国民経済に及ぼす影響が最小となるようにすることを目的とし、政府行動計画等の策定、政府対策本部の設置等の措置、新型インフルエンザ等緊急事態における特別な措置について定められたものでございます。  また、この法律では、市町村に対しましても、市町村行動計画の作成、市町村対策本部の設置等の措置を求めており、新規条例の長岡京市新型インフルエンザ等対策本部条例におきまして、新型インフルエンザ等対策特別措置法で規定されております市町村対策本部に関する必要な事項について、新たに条例を制定するものでございます。  この条例は本部の設置に関する組織条例であり、既に法律に規定されております内容や、国、府、市に応じた組織想定に基づき基本的な枠組みに沿って制定いたしたものでございます。  なお、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行期日は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行するとされております。この条例も法の施行日から施行するものでございます。  次に、日程26、第14号議案 平成24年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)につきまして、御説明申し上げます。  既定の予算総額に歳入歳出それぞれ17億1,806万7,000円を追加いたし、平成24年度長岡京市一般会計歳入歳出予算の総額を262億1,919万5,000円とするものであります。  なお、今回の補正につきましては、国の経済危機対応、地域活性化予備費等の活用、また緊急経済対策による大型補正予算での公共投資の追加を活用し、事業効果の早期発揮を検討いたした上で、本市におきまして、平成25年度に予定いたしておりました事業等を前倒し計上させていただいておりますので、規模が大変大きくなっております。  以下、説明におきましては、予備費活用、大型補正活用と述べさせていただきますのでよろしくお願いいたします。  それでは、まず歳出予算の概要から御説明申し上げます。  まず、款1の議会費でありますが、議員辞職に伴います報酬等221万5,000円の減額であります。  次に、款2総務費であります。総額で239万3,000円の減額であります。項1総務管理費におきましては、目2文書広報費で複写機使用料の執行見込みに伴う減額を計上いたし、目5財産管理費では、環境基金への積立金を増額いたしております。  目10防犯防災費におきましては、向日市南山における京都府の急傾斜地砂防事業に係る市負担金の確定に伴い、京都府砂防事業負担金78万円を計上いたしました。  項3、目1の戸籍住民基本台帳費では、執行見込みに伴い、法務省連携等運用支援サービス委託料を減額いたしております。  項4の選挙費では、予定しておりました財産区議会の選挙が4月以降となりましたため、計上しておりました目3の奥海印寺財産区選挙費、目4今里財産区選挙費、目5井ノ内財産区選挙費につきまして、全額を減額するものであります。  次に、款3民生費であります。総額で4,404万2,000円の増額となっております。  まず、項1の社会福祉費の目1社会福祉総務費では、基盤安定制度事業費などルール分の確定に伴う後期高齢者医療事業特別会計への繰出金を減額し、国民健康保険事業特別会計への繰出金を増額いたしております。  目2老人福祉費でも、介護給付費の増に伴い繰出金を増額いたしました。  目10障がい者福祉費につきましては、執行見込みに伴う経費の増額であります。  項2児童福祉費の目3委託児童入所運営費は、執行見込みによる所要の増減であります。  目4の児童措置費につきましても同様でありますが、加えまして、返還金を2件計上いたしております。いずれも過年度の精算確定によるものであります。  目5児童館費では、北開田児童館前の用地を当面駐輪駐車場用地として活用するための用地取得費2,400万円を計上いたしました。  次に、款4衛生費の項1保健衛生費でありますが、執行見込みに伴い、目2予防費で小児用肺炎球菌ワクチン接種委託料を、また目8環境保全対策費では住宅用太陽光発電システム設置助成金をそれぞれ増額いたしております。  次に、款6農林水産業費の項1農業費の目4農地費につきましては、補助事業数の増に伴う土地改良事業補助金267万3,000円の追加計上であります。  款7の項1商工費の目4観光費におきましては、春先の観光シーズンに備え、八条ヶ池の噴水機等の修繕を行う経費の追加でございます。  次に、款8土木費であります。総額で7億1,232万6,000円の増額となっております。  項2道路橋梁費につきましては、目2道路維持におきまして、既定事業費の執行見込みによります減額と、大型補正活用事業といたしまして、橋梁長寿命化計画策定業務委託料588万円、路面性状調査業務委託料140万円を計上いたしました。  目3交通安全対策費につきましても同様に、交通安全施設等整備工事第1種で既定事業費を500万円減額し、新たに大型補正活用事業といたしまして、市道第4041号線の自歩道整備費6,000万円を追加し、差し引き5,500万円を増額いたしております。第2種の増額につきましては、全額大型補正活用事業費の追加でございます。  項4都市計画費につきましては、目1都市計画総務費の阪急新駅周辺整備事業におきまして5億2,311万5,000円を増額いたしております。  阪急新駅周辺整備工事につきまして、既定事業費を5,245万6,000円減額する一方で、新たに大型補正活用事業として、駅前広場整備や高速バス停関連施設整備などの工事費5億7,137万7,000円を追加し、差し引き5億1,892万1,000円を増額いたしております。  設計及び監理委託料の増額は、全額大型補正活用事業費の追加であります。  目2街路事業費では、執行見込みに伴い所要の措置をいたしております。  目3公共下水道費の繰出金につきましては、下水道使用料の減収見込み等に伴います特別会計の繰出金の増額であります。  目4公園費につきましては、乙訓土地開発公社が先行取得しております勝竜寺城土塁跡用地の購入費を計上し、今年度中に取得いたします。  項5住宅費の目1住宅管理費につきましては、既定事業費の執行見込みによります減額と、国の大型補正を活用しまして、前倒し事業として市営陶器町住宅中棟に改修事業費を新たに計上いたしました。  款9の項1消防費の目1常備消防費につきましては、乙訓消防組合議会で可決されました補正予算に基づく負担金の減額であります。  次に、款10教育費でありますが、総額で9億8,280万5,000円を増額いたしました。  項1教育総務費から項3中学校費におきまして、所要の経費の措置をいたしておりますが、項2小学校費の小学校施設耐震化事業の7億5,890万3,000円につきましては、全額が予備費及び大型補正活用事業費の追加であります。  また、項3中学校費の中学校施設耐震化事業での2億4,324万3,000円の増額につきましては、全額予備費活用事業費の追加でございます。  項4社会教育費の目5文化財保護費につきましては、執行見込みに伴う減額であります。  最後に、款12予備費につきましては、2,720万1,000円を減額いたし、今回の補正における歳入歳出の全体調整を図りました。  以上が歳出予算の概要であります。  続きまして、今回の補正における歳入予算につきまして、御説明を申し上げます。  まず、款1市税であります。現時点での収入見込みを踏まえまして、個人市民税を1億8,700万円、市たばこ税を2,400万円それぞれ増額をいたし、固定資産税を6,900万円、都市計画税を1,100万円それぞれ減額いたしました。  次に、款13国庫支出金であります。総額で6億3,118万6,000円の増額となっております。  項1国庫負担金では、確定に伴い、国民健康保険基盤安定制度負担金を増額し、その他の項目は歳出事業費の補正に応じ所要の措置を講じております。  次に、項2国庫補助金でありますが、まず、総務費補助金として、地域の元気臨時交付金2億3,200万円を計上いたしました。これは今回の国の緊急経済対策に係る公共投資の追加により生じます地方負担の軽減策として、国の補正予算内に設けられた臨時の交付金であります。  交付限度額の詳細な算定方法の提示はまだございませんが、先ほど歳出の説明で述べました国の大型補正活用事業の財源といたしまして、現段階で見込める金額を活用いたしました。  次に、土木費補助金でありますが、社会資本整備総合交付金を4本それぞれ増額いたしております。いずれも既定事業費に係る減額と、大型補正活用事業費等の追加による増額との相殺の結果増額となっております。  教育費補助金1億7,662万1,000円の増額につきましては、その全額が予備費及び大型補正活用事業費の追加に係るものであります。  次に、款14府支出金であります。総額で1,250万9,000円を増額いたしております。  項1府負担金は、国と同様に、交付額の確定及び歳出事業費の補正に応じ所要の措置を講じております。  項2の府補助金につきましても、事業費の執行見込みに伴う増減措置でございます。  次に、款15財産収入でありますが、今年度の売却見込みによります減額であります。  款17繰入金につきましては、北開田児童館の駐輪駐車場用地購入に係ります地元からの財政支援として、開田財産区繰入金1,200万円を増額いたしました。  その他の財産区からの繰入金につきましては、財産区議会の選挙が4月に変更となったために、選挙費用として予定いたしておりました繰入金を全額減額とするものであります。  款19諸収入の立木伐採補償料68万9,000円につきましては、関西電力が実施しました本市の普通財産上空にあります送電線の支障となる樹木の剪定に係る補償料収入であります。  また、国庫負担金の精算確定によります過年度交付金を増額いたしております。  最後に、款20市債であります。総額で9億9,680万円を増額いたしております。交付金等の歳入及び対象事業費等の補正により、各項目におきましてそれぞれ所要の調整をいたすものでございます。  以上が歳入予算の概要でございます。  次に、第2表継続費補正について、御説明申し上げます。  変更といたしまして、恵解山古墳保存整備事業につきまして、事業の進捗状況に伴い、平成24年度、平成25年度の年割額を減額いたし、総額を6,849万6,000円減の3億8,257万8,000円に変更するものであります。  続きまして、第3表繰越明許費であります。  今回、土木費、教育費の8事業について設定をお願いするものでありますが、京都第二外環状道路周辺整備事業及び長岡京駅前線整備事業を除く6つの事業につきまして、既定事業の繰り越しに加え、大型補正等の活用によります追加事業費が含まれております。いずれも年度内竣工の見込みが困難な事業としまして、繰越明許費の設定をお願いするものであります。  次に、第4表債務負担行為補正でありますが、既定の債務負担行為につきまして、事業の進捗状況に伴い廃止するものであります。  最後に、地方債補正であります。追加として公園整備事業債、限度額1,540万円を設定し、既定の9件の起債につきまして、その限度額の変更をお願いするものであります。  以上が平成24年度長岡京市一般会計補正予算(第5号)の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 戸田副市長。               (戸田雄一郎副市長登壇) ○(戸田雄一郎副市長) それでは、私からは日程12、報告第2号から日程14、報告第4号までの3件につきまして、御説明申し上げます。  まず、日程12、報告第2号 専決処分の報告についてを御説明申し上げます。  内容は、開田城土塁からの落下による損害賠償額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、平成25年1月9日付で専決第1号として専決処分を行い、示談成立に至りましたので御報告いたします。  事故の概要は、平成24年6月23日午後3時ごろ、長岡天神バス停でバスを待っていた小学生の男児が、開田城土塁公園の土塁に登り落下した際に、フェンスの切り端で左手中指を負傷されたものでございます。  この事故によるけがの治療費として11万1,406円を支払うことで示談いたしました。  今後は、設備管理につきまして細心の注意を払い、安全対策に努めてまいりたいと考えておりますので御理解賜りますようお願い申し上げます。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。  次に、日程13、報告第3号 専決処分の報告について、御説明申し上げます。  内容は、長岡京市立小中学校普通教室等空気調和環境提供等事業契約の変更であります。  平成20年度にPFI手法により設置した小中学校の空調設備に係る当該事業契約につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、平成25年1月23日付で専決第3号として専決処分を行い、変更契約を締結いたしましたので御報告いたします。  変更の内容は、空調設備の性能の維持に必要な保守や点検などの維持管理業務に対する対価で、対象となる物価指数が下落したため、協議を行い、平成25年度から平成32年度までの維持管理業務に対する対価分として21万3,600円を減額し、支払総額を7億3,610万4,048円としたものであります。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。  次に、日程14、報告第4号 専決処分の報告について、御説明申し上げます。  内容は、恵解山古墳保存整備工事その2請負契約の変更であります。  当該工事請負契約につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、平成25年2月7日付で専決第5号として専決処分を行い、変更契約を締結しましたので御報告いたします。  変更の内容は、土木工事において、墓地参道でのスロープと公園部斜面の補強土工の工法変更及び汚染土壌の処分入れかえと、樹木の伐採除根の数量変更等によりまして、906万3,600円の増額となる請負契約の変更を行ったものであります。
     特に斜面の補強土工の変更につきましては、植栽ができる工法に変更いたしたものであります。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。 ○(上田正雄議長) 森企画部長。               (森 良男企画部長登壇) ○(森 良男企画部長) 日程11、報告第1号 専決処分の報告について御説明申し上げます。  内容は、地方自治法第180条第1項の規定により、多世代交流ふれあいセンターの利用中に発生いたしました事故に係る損害賠償の額を決定し、平成25年1月24日付で専決処分を行ったものであります。  事故の概要は、平成24年3月2日午前9時10分ごろ、多世代交流ふれあいセンター西倉庫の扉付近におきまして、利用者が陶芸サークル道具類を搬出入の際、敷居に足を滑らせ倉庫内で転倒し、右手首を骨折したものであります。  このたび、その入院・通院に係る費用として15万円を支払うことで相手方と示談が成立し、専決処分をしましたので御報告いたすものであります。  今後は、本市の公の施設における利用者の安全な利用と安全管理について、徹底して努めてまいりますので御理解のほどよろしくお願い申し上げます。  以上、地方自治法第180条第2項の規定により御報告申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) それでは、日程15、報告第5号及び日程16、第3号議案につきまして御説明申し上げます。  初めに、日程15、報告第5号 専決処分の承認を求めることについて、御説明申し上げます。  このたび専決処分をいたしました損害賠償の額の決定に関し、地方自治法第179条第3項の規定によりまして、議会の承認を求めるものでございます。  今回の損害賠償は、市が実施する高齢者介護予防事業の参加に伴い身体事故が発生し、膝蓋骨脱臼、右大腿骨四頭筋部分断裂を生じ、入院治療し、要支援状態になったため、その損害賠償として、治療費及び後遺障害等を含め総額462万3,940円を損害賠償の額として決定し、相手方に支払ったため、議会の承認を求めるものでございます。  御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  次に、日程16、第3号議案 乙訓福祉施設事務組合規約の変更について、御説明を申し上げます。  今回の規約の改正は、地域社会における共生の実現に向けて、新たな保健福祉施策を講じるための関係法令の整備に関する法律の施行に伴い、障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に変更されたため、乙訓福祉施設事務組合規約を変更するものでございます。  この新たに整備された法律の概要は、障がい者の地域社会における新たな共生の実現に向け、法律名を改正され、あわせて障がい者の定義に難病等が追加され、さらに平成26年4月1日から、重度訪問介護の対象者の拡大やケアホームのグループホームへの一元化など、障がい福祉サービスに係る給付に加えて、地域生活支援事業が目的に明記され、総合的な支援をするための改正をされたものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 佐々谷建設交通部長。             (佐々谷明光建設交通部長登壇) ○(佐々谷明光建設交通部長) 私からは、日程17、第4号議案及び日程18、第5号議案について御説明申し上げます。  まず初めに、日程17、第4号議案 大山崎町道路線の認定の承諾について、御説明申し上げます。  今回、大山崎町が町区域を越えて、本市区域内で行う町道の路線認定の承諾については、別添の大山崎町道路線認定調書及び位置図、平面図の路線で、円明寺線第48号であります。  路線の起点は大山崎町字円明寺小字長慶11番1地先、終点は調子2丁目98番1地先でございます。路線全体の延長は179.8メートルで、長岡京市域の延長は128.4メートルでございます。また幅員は2メートルから10.4メートルでございます。  大山崎町では、大山崎中学校の通学路として利用している府道大山崎大枝線が大変狭隘なため、保護者等から改善要望がなされていました。  このたび第二外環状道路の側道の歩道を利用し、通学路の安全確保を図る計画から、小泉川へ人道橋を設置し、長岡京市区域内に歩道を設置して、その経路を確保されるものであります。  したがいまして、大山崎町道の行政区域を越えての町道認定について、道路法第8条第3項に基づき承諾の依頼がありましたので、同法第8条第4項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。  次に、日程18、第5号議案 市道の路線の変更について御説明申し上げます。  今回、路線の変更を行いますのは、別添の市道路線変更調書及び位置図、平面図にあります2路線でございます。  1路線目の路線番号は2060号線で、路線の終点を下海印寺尾流3の1から同じく下海印寺方丸23の1に変更するものであります。終点の変更により、延長は339.7メートルから395.5メートル、変更後の幅員は2.6メートルから7.1メートルでございます。  次に、2路線目の路線番号は2117号線で、路線の終点を下海印寺西山田4から同じく下海印寺西山田1の1に変更するものであります。終点の変更により、延長は353.3メートルから455.3メートル、変更後の幅員は6メートルから19.7メートルでございます。  先般、京都第二外環状道路本線部の完成が、平成25年3月末の完成から4月におくれることの発表がありましたが、この2路線は本線部の完成、供用開始にあわせて整備が進められております。  第二外環状道路の側々道など、既設市道と接続するため、つけかえ及び路線の延長を行うものであります。よって、市道路線の終点を変更し、管理していくために提案するものでございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。  以上、提案説明とさせていただきます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程20、第7号議案 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講じるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い関係条例の整理に関する条例の制定について、御説明申し上げます。  この条例は第1条で、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例を、第2条で、長岡京市国民健康保険条例を、第3条で長岡京市消防団員等公務災害補償条例をそれぞれ一部改正するものでございます。  改正の内容は、障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に、また障害者自立支援法施行令が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律施行令と名称の変更をされることに伴い、3つの条例において同法及び同施行令の名称及び関係規定を引用している項番号を改めるものでございます。  なお、この条例は平成25年4月1日から施行し、第1条の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例第10条の2第2号の第5条第12項を第5条第11項に改める部分及び第3条の長岡京市消防団員等公務災害補償条例第9条の2第1項第2号の第5条第12項を第5条第11項に改める部分については平成26年4月1日から施行するものでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 辻井総務部長。               (辻井仁史総務部長登壇) ○(辻井仁史総務部長) 私からは、日程21、第9号議案、日程22、第10号議案及び日程23、第11号議案について御説明申し上げます。  まず、日程21、第9号議案 長岡京市職員の退職手当に関する条例等の一部改正について、御説明申し上げます。  公務員の退職手当につきましては、年金制度と深く関連する手当として共済年金制度の再編に伴い昭和34年に創設され、以降不定期に官民格差の是正が図られてきております。  既に御承知のとおり、被用者年金の一元化を控え、人事院から示された官民比較調査及び見解並びに共済年金職域部分と退職給付に関する有識者会議の報告を踏まえ、退職給付における官民格差の解消を図るため、平成15年以来となります国家公務員退職手当法の改正が行われ、平成25年1月1日から施行されております。  本市職員の退職手当につきましては、従来から国に準じて支給してまいりましたが、今回の改正においてもその趣旨をかんがみ、国に準じて改正をしようとするものであります。  まず、第1条の長岡京市職員の退職手当に関する条例の一部改正の内容でありますが、官民格差の是正のために設けられております附則の特例規定において、その調整率を100分の104から100分の87へと、100分の17引き下げることとしております。  次に、第2条の長岡京市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部改正では、平成18年に実施されました給与構造改革に伴う経過措置につきましても、第1条における支給水準を適用することとしております。  本条例の施行日は平成25年4月1日といたします。また、本市職員の退職は本人が60歳に達した年度の3月31日となっていることから、経過措置を年度単位で設けることとし、具体的には施行日であります平成25年4月1日からは100分の6削減の100分の98と、平成26年4月1日からは100分の12削減の100分の92と、そして平成27年4月1日以降は本則どおり100分の87の削減としております。  なお、これらの改正内容につきましては、職員組合及び水道職員労働組合と合意に至っていることを申し添えます。  次に、日程22、第10号議案 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について、御説明申し上げます。  本条例では、普通財産及び物品の交換、譲与、貸し付け等に関することを規定しておりましたが、平成18年の地方自治法改正により、新たに行政財産の貸し付けができる場合が規定されたことを勘案し、行政財産に関しても無償貸し付け及び減額貸し付けができる規定を加える一部改正を行い、平成25年4月1日から施行するものであります。  次に、日程23、第11号議案 長岡京市行政財産使用料条例の一部改正について、御説明申し上げます。  本条例は、行政財産の使用の対価として徴収する使用料について規定したものでありますが、今回の改正において使用料及び経費負担の公平性を期するため、経費の負担内容から火災保険料を削除し、減免の対象になる団体等や事業目的を明確にする文言の追加を行っております。  また、別表に規定する使用料の算定基準について、固定資産評価基準による算定を財産台帳価格による算定に改正し、平成25年4月1日から施行するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田環境経済部長。              (山田勝吉環境経済部長登壇) ○(山田勝吉環境経済部長) 私からは、日程24、第12号議案 長岡京市企業立地促進条例の一部改正について、御説明申し上げます。  当該条例につきましては、平成15年に5年間の時限立法として制定され、平成20年4月1日から5年間の延長措置を得て、今年3月31日に失効時期を迎えるものでございます。  最初の5年間は4企業の立地を促すことができ、その結果、今日に至るまで税収の増加による財政的効果や、従業員の増加によるまちのにぎわい効果を生み出し、また企業のCSR活動により市や地域に御貢献いただくなど、大きな効果があったものと評価しております。  延長後のこの5年間の間には、毎年4、5件の問い合わせがあり、企業立地が合わず、新たな企業立地には至りませんでしたが、近年、京都府や近隣自治体においても企業立地への動きが活発化しております。  そのような中、本市ではこれから京都第二外環状道路や阪急新駅が相次いで完成を迎え、本市の魅力が一層高まり、企業立地を有利に展開していく条件がこれまで以上に整うものと考えられます。  このようなことから、本条例につきまして、現在の制度をさらに5年間継続することとし、助成金の投入効果をより長期に担保するため、対象企業には最低10年間の操業を義務づける規定を盛り込んだ改正を提案するものでございます。  なお、同時に改正する同条例施行規則において、厳しい雇用情勢に対応するため、全ての助成対象企業に3人以上の地元新規雇用を求め、あわせて正規雇用や障がい者雇用を促すようにしてまいります。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 佐々谷建設交通部長。             (佐々谷明光建設交通部長登壇) ○(佐々谷明光建設交通部長) 日程25、第13号議案 長岡京市道路占用料条例の一部改正について、御説明申し上げます。  今回の一部改正は、道路法施行令の改正に伴い、条例別表に記載のある占用物件の一部について、道路法施行令の条文を引用しているため当該条文が変更されたのを受けまして、道路法施行令と整合を図るため改正するものであります。  なお、この条例は平成25年4月1日から施行を予定いたしております。御審議のほどよろしくお願いいたします。  以上、提案説明とさせていただきます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程27、第15号議案 平成24年度長岡京市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1,679万1,000円を追加し、予算総額を82億7,625万7,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、予備費で財政調整のため1,679万1,000円を増額いたしております。  次に、歳入でございますが、繰入金で1,679万1,000円を増額しております。内容につきましては、一般会計繰入金として保険基盤安定制度繰入金の確定に伴い1,096万7,000円を、財政安定化支援事業繰入金の確定に伴い582万4,000円を増額いたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 辻井総務部長。               (辻井仁史総務部長登壇) ○(辻井仁史総務部長) 日程28、第16号議案 平成24年度長岡京市開田財産区特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  今回の補正は歳出予算のみの補正であります。  内容につきましては、北開田児童館駐輪場駐車場用地の購入に係る一般会計への繰出金1,200万円を予備費から組みかえ計上するものであります。  以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 上村上下水道部長。              (上村 茂上下水道部長登壇) ○(上村上下水道部長) 日程29、第17号議案 平成24年度長岡京市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、御説明申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億251万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を31億1,769万6,000円とするものでございます。  それでは、先に歳出から説明させていただきます。  款1事業費、目1一般管理費を767万7,000円増額するものでございます。  内容につきましては、流域処理維持管理負担事業で、京都府の精算見込みにより維持管理負担金を817万7,000円増額するとともに、下水道長寿命化事業で入札執行の結果50万円を減額するものでございます。  次に、目2下水道築造費汚水分でありますが、1億105万4,000円を減額するものでございます。  内容につきましては、流域下水道汚水建設負担事業で、京都府の精算見込みに伴い、建設負担金を240万円減額するとともに、下水道汚水の築造事業におきまして、入札執行の結果等により工事費を9,865万4,000円減額するものでございます。
     次に、目3下水道築造費雨水分でありますが、流域下水道雨水建設負担事業で、京都府の精算見込みに伴い建設負担金を914万1,000円減額するものでございます。  次に、款2公債費、目1元金につきましては、今回の補正額の増減に伴い財源内訳を変更するものでございます。  続きまして、歳入について御説明申し上げます。  まず、款1使用料及び手数料、目1公共下水道使用料でございますが、主に大口事業所の使用料の減少に伴い3,824万7,000円を減額するものでございます。  次に、款3繰入金、目1一般会計繰入金を今回の補正に伴い5,362万9,000円増額するものでございます。  次に、款6、目1下水道債につきましては、対象事業費であります下水道築造費の減によりまして、1億1,790万円を減額するものでございます。  次に、第2条の繰越明許費でありますが、第2表のとおり、款1の事業費の下水道汚水築造事業を8,158万円繰り越すものでございます。  その内容は、にそと関連事業本体工事の工事進捗に合わせて下水道管渠の整備工事を進める必要があるため繰り越しとするものでございます。  次に、第3条の地方債の補正でありますが、第3表のとおり、限度額を8億1,430万円に変更するものでございます。  なお、風呂川配水区雨水貯留施設設置工事に係る平成23、24年度の継続費予算でございますが、市長諸報告にもございましたように、現在、工事中止に伴います費用の協議を進めておりますことから、協議が整い次第継続費の精算報告をさせていただく予定でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) それでは、日程30、第18号議案及び日程31、第19号議案につきまして御説明申し上げます。  初めに日程30、第18号議案 平成24年度長岡京市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ1億555万2,000円を増額し、予算総額を51億7,032万5,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、介護予防給付の増加により保険給付費を9,660万円増額いたしております。内訳は介護サービス等諸費に7,150万円、介護予防サービス費等諸費に1,310万円、高額介護サービス等費に1,200万円を増額いたしております。また、財源調整のため予備費を895万2,000円増額いたしております。  次に、歳入でございますが、国庫支出金で1,201万4,000円を減額いたしております。これは介護給付費等の増加に伴い国庫負担金を1,687万円増額し、国庫補助金の調整交付金で交付割合が当初の見込みより減少したことにより2,888万4,000円を減額いたしております。  また、支払基金交付金で2,801万4,000円と府支出金1,452万5,000円は、介護給付費等の増加に伴う増額でございます。  次に、繰入金の1,207万5,000円の増額は、介護給付費に対する保険者の負担として一般会計から繰り入れをするものでございます。  次に、市債で第1号被保険者の所得減少に伴う介護保険料の減収により、介護保険事業特別会計の不足を補うため、京都府財政安定化基金貸付金6,295万2,000円を借り入れするもので、なお、貸付金につきましては、次期計画期間であります平成27年度から29年度の3カ年で返還をいたします。  次に、日程31、第19号議案 平成24年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明を申し上げます。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1,971万2,000円を増額し、予算総額を9億8,220万9,000円とするものでございます。  まず、歳出でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金で1,971万2,000円を増額するもので、これは保険料等負担金で2,154万4,000円を増額し、保険基盤安定制度負担金で183万2,000円を減額するものでございます。  次に、歳入でございますが、後期高齢者医療保険料で2,154万4,000円を増額するものでございます。これは現年度分保険料で広域連合が当初予算で11.8%の増加を見込んだ当初保険料額が、実質14.9%に増加したことにより増額するものでございます。  次に、繰入金で183万2,000円を減額するものでございます。これは保険料軽減措置の対象者が増加傾向にありますが、広域連合の当初見込み額より負担金の確定額が減少することから、一般会計繰入金の保険基盤安定制度繰入金を減額するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 報告第1号から第19号議案までの21件の説明は終わりました。  次に、日程32、第20号議案 平成25年度長岡京市一般会計予算から日程47、第35号議案 平成25年度長岡京市水道事業会計予算までの16件を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小田市長。                (小田 豊市長登壇) ○(小田 豊市長) それでは、平成25年度当初予算の各議案につきまして御説明申し上げます。  私からは、日程32、第20号議案 平成25年度長岡京市一般会計予算につきまして御説明を申し上げ、その他の予算議案につきましては、水道事業管理者及び関係部長から説明をいたしますのでよろしくお願いいたします。  初めに、議案の説明に先立ちまして、貴重なお時間を拝借いたしまして、私の平成25年度市政運営の基本的な考え方につきまして、その所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力をお願いいたしたいと存じます。  昨年10月、本市は市制40周年の節目の年を迎えました。人の人生に例えますと、四十にして惑わずとの言葉がありますように、まさに節目の年を迎えました。多くの先人の皆様方の英知と御尽力により、また、今をつむぐ皆様方の御努力と御協力によりましてまちづくりが進められてまいりましたことを実感いたし、感謝の念いっぱいであります。  そして、織りなされた市政の歴史、これを振りかえる中、市政の根本であります自治の原点を見つめ直す機会ととらえさせていただきました。  思えば、私自身もその40年の歴史の中で市政に携わらせていただいた一人でありますことを、改めて思い起こし、市政にめぐり会い、市政とともに歩んでこられた喜びと感謝を感じております。  今、これを受け継ぎ、前へ進めるべきものとしての責任の重大さを痛感いたし、身の引き締まる思いであります。これまでも微力ではありますが、汗をかき、精進してまいった自負もございますが、今後、より一層身を引き締め、謙虚に市民目線に立ちながら常に前向きに、後ろ手に陥ることなく、そして、優しくたくましい親切な市政を心がけたい、そのことになおいちずに取り組んでまいります。  今年の年頭に当たりまして、その思いを一層強くいたしました。そのような思いの中で、今回、お示しいたしたものが平成25年度の予算でございます。  平成25年度は、第二外環状道路の開通に加え、阪急新駅西山天王山駅が開業する予定であります。我がまちにおきましては、高速道路の開通は名神高速道路以来約半世紀ぶり、新駅の開業につきましては旧神足駅開業以来実に80年ぶりと、約1世紀に及びます中での本市の歴史とも言うべき大きな出来事であります。  交通の利便性が格段に高まると同時に、生活全般や福祉の向上、文化の発展に大きくつながっていくものと思っております。40周年の節目を超え、人口8万人の定着が見通せることとなります。まさに新たなスタートに立つ都市として、私の政策展開のキーワードであります環境、健康、安全を基本に、新たな時代を拓く安心の豊かなまちづくりを目指してまいりたいとの強い思いであります。  これからも市民の皆様方との協働の成果を紡ぎ出しながら、職員とともに私自身その先頭に立ち、あるいはその後押し支援をさせていただきながら、意義深い一年にしてまいりたい所存でありますことを、まずもって皆様方にお伝え申し上げたいと存じます。  私の所信の一端を申し述べ、重ねて市議会並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げる次第であります。  引き続きまして、平成25年度一般会計当初予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。  一般会計の総額は242億590万円であります。前年度当初予算と比較いたしまして3億5,100万円、率にして1.5%増の予算規模となりました。  まず、歳入でありますが、その根幹をなします市税につきましては、個人市民税において、平成24年度決算見込みや税制改正によります年少扶養控除の廃止に伴う増加要素等を勘案いたし、約1億8,000万円程度の増収を見込んでおります。  法人市民税につきましては、景気浮揚の兆しも見えつつありますが、予断に甘んじることなく、ほぼ前年度並みと見込み、計上いたしました。  一方、固定資産税につきましては、家屋分の評価基準の改定により約6,000万円程度の減収を見込んでおります。市たばこ税につきましては、府と市の配分額の変更から約5,300万円の増収を見込み、その他の税目におきましても、本年度の決算見込みの状況等を勘案いたしました結果、款1市税の総額では117億8,643万8,000円を計上し、前年度に比べまして1億7,333万4,000円、率にいたしまして1.5%の増となっております。  款2地方譲与税から款8地方特例交付金及び款10交通安全対策特別交付金の8つの歳入につきましては、地方財政計画、経済状況等を勘案いたしまして、それぞれ見込まれる額を計上いたしております。  8つの歳入の総額におきましては、前年度に比して3,200万円程度の増額計上といたしております。  款9地方交付税におきましては、出口ベースの総額におきまして、対前年度約4,000億円減の17兆1,000億円となりました。平成24年度算定内容をベースに、国の示しております平成25年度の地方財政計画を参考に、基準財政需要額及び収入額を見込みました結果、特別交付税と合わせまして、前年度と比べ6,000万円、率にして3.3%増の18億9,000万円を計上いたしております。その他の収入では、国、府の補助金や財産収入など、最大限の財源確保に努めます。  一方、実質的な交付税として措置されております臨時財政対策債につきましては、さきの交付税算定に伴い算出されました発行可能額として13億1,100万円、対前年度4,900万円減の計上といたしております。  以上のような歳入見込みと合わせ、予算編成作業におきまして、全ての事務事業の吟味とその精査に努めてまいりました。将来に備えて可能な限り抑制に努めたいと、財政調整基金の取り崩し額を前年度より5,000万円減の3億9,000万円とし、収支の均衡を図ります。  続きまして、歳出予算の概要でありますが、平成25年度予算につきましては、私の思いであります、優しく、たくましい、親切な予算、新たな時代を拓く安心の豊かなまちづくりと銘打ち、足元の課題をしっかりと見つめ、未来へつなげるまちづくり、第3次総合計画第3期基本計画の推進のための予算と位置づけております。  その重点テーマを中心に、主な施策につきまして御説明を申し上げます。  まず、1つ目として、交流、活力、にぎわいの創出であります。  まちの活性化に向けた市南部地域のまちづくり事業もいよいよ佳境を迎えます。阪急新駅周辺整備事業及び第二外環状道路周辺整備事業、合わせまして8億2,569万円を計上いたしました。また、これとは別に平成24年度補正予算として国の大型補正を活用いたしまして、大規模な事業費を前倒しで盛り込んでおります。  財政状況の厳しい中にありまして、国の補正予算の活用を合理的に工夫しながら、果敢に取り組みを進めてまいります。  また、長岡京駅前線の整備事業につきましては、第三工区の用地取得に係ります債務負担行為2件を設定いたしております。そして、引き続き本市の中心市街地であります阪急長岡天神駅周辺整備に向けまして、より具体的な方策を検討するための事業費500万円を計上、そして第二外環状道路を含めまして整いつつあります本市の都市計画道路の見直しにも480万円を計上いたし、まちの姿づくりの検討に着手いたします。  商工業の活性化に向けましては、中小企業振興融資事業4,600万円や、商工会への支援2,200万円、商店街への支援経費を計上いたしました。  また、第二外環状道路の開通、西山天王山駅の開業など、まちの様相が大きく変化いたしますこの期をとらえ、市内案内板や観光パンフレットをリニューアルいたします。その経費286万円を計上いたしました。組織的にも観光戦略係を配置いたし、観光の振興に向けて取り組みを進めてまいります。  なお、引き続き、大河ドラマ細川ガラシャの誘致活動の継続を図ってまいります。  次に、環境の保全、景観を生かしたまちづくり、環境、市民が誇る水、緑の保全としての取り組みであります。  まず、エネルギー対策、環境意識向上のきっかけづくりといたしまして、市庁舎敷地内に電気自動車の急速充電設備を設置いたし、市民の利用に供します。その経費222万円を計上いたしました。  また、住宅用太陽光発電設備の設置助成や、防犯灯のLED化につきましても、予算の増額を図り推進いたしてまいります。  さらに、豊かな西山の森林資源保全整備に1,339万円、西山森林整備推進協議会への支援450万円、西山作業道の整備に120万円を計上し、緑の保全に大きく寄与する農林業を守るために、有害鳥獣等対策といたしまして、新たに赤外線センサーカメラを設置し、モニタリングを実施いたすなど、農業支援にも努めてまいります。  また、小学生を対象とした西山森林環境教育、景観学習も継続しながら、環境への意識向上に努め、多様な主体と連携し、我がまちのかけがえのない財産であります西山、そして自然と緑を守り、環境の都の実現に向けましてまちづくりを進めてまいります。  次に、3つ目といたしまして、安心、いきいき、健康・福祉の増進であります。  少子高齢社会の進展に即応した安心な暮らし、安心できる子育て環境の充実が求められております。増え続ける障がい福祉サービス費や生活保護費、また各種医療費扶助などに所要の予算を計上いたし、健康を守るために、子宮頸がんと3つのワクチンの予防接種事業に7,096万円、14回の妊婦健康診査に係ります公費助成に5,891万円を計上し、継続実施いたしてまいります。  さらに、既存のがん検診事業に加え、新たに乳がんの個別検診を実施することとし、受診機会の増を図ってまいります。そして、血液検査による胃がんリスク検診も開始いたします。  また、小学4年生を対象に各クラス単位での口と歯の健康指導事業も展開することといたしました。  安心な暮らしを守るためには、本市の名誉市民であります佐藤家より寄贈を受けました住宅を介護予防の拠点施設として活用させていただきます。その整備費用2,098万円を計上いたしました。認知症対策につきましては、介護保険事業特別会計での手だてではありますが、医療機関等と連携した認知症対応型カフェの委託など1,959万円を計上し、拡充を図っております。  また、新たに市内公共施設等の段差などの形態情報を整理いたしまして、バリアフリーマップを作成し、情報提供に努めるなど、高齢社会への優しい対応に努めてまいります。  未来を担う子どもたちのためには、子育て支援の新たなセーフティネットとして、育児、家事等の養育支援事業や子育て短期支援事業を新たに開始いたします。また、病児、病後児保育体制も継続し、延長保育実施保育所を1カ所増やし、3カ所体制といたします。待機児童ゼロに向けての取り組みの一環として、認可外保育園の運営助成経費1,744万円や子育て不安の軽減、孤立化防止支援のため、つどいの広場、ファミリーサポートセンター等の運営支援にも1,662万円を計上いたし、子育て家庭への親切な対応にも引き続き努めてまいります。  学校教育の推進に向けましては、文化・教育立市を掲げる私にとりましては、子どもたちは、平素から申し上げておりますとおり、小さな大切な市民であります。平成24年度にリニューアルいたしましたICT活用環境による教育用システムの運営経費1億751万円を計上いたしております。  本市が独自に取り組んでおりますAETや外国語活動指導員を導入しました小中学校全学年を対象とした英語教育に要する経費1,848万円、小中学校の読書活動充実のために1,299万円を計上しております。また、学校教育支援員の配置につきましても拡充を図っております。  4つ目といたしまして、安心安全のまちづくりの推進であります。  昨年の京都府南部での豪雨災害、近隣市町として他人事としてとらえるわけにはまいりません。平素からの安心安全への取り組みを進めていかなければなりません。一度に何もかもとはいきませんが、後ろ手に回らず、被害予防、軽減、減災対策が肝要だと考えております。  平成25年度は立命館中学校、高等学校の御協力を得る中、そのグラウンドの地下に貯留施設の整備をいたし、友岡川流域の浸水対策に備えてまいります。その事業費7,000万円を計上いたしました。また、今里地区等の浸水対策にも基本調査費350万円を計上いたしております。  東日本大震災を教訓に、地域防災計画の見直しに取り組んでおりますが、その議論の具体化といたしまして、まず、現在の災害時避難所看板等の計画的更新経費202万円を計上いたしました。市民のみならず、来訪者にも対応いたしまして、4カ国語併記のユニバーサルデザインを考えております。  また、災害時のガス発電機の増設経費116万円も計上いたしております。加えまして、市内14小中学校を含め、16カ所にドクターヘリの緊急離着陸案内看板の設置、計画停電時等の要支援者への対応としてのガス発電機も予定いたしており、市民の安心の担保になればと考えております。  そして、小中学校の耐震化にも引き続き取り組を進めてまいります。その事業費3億8,501万円を計上いたしております。このうち2億7,596万円につきましては、平成25年度から平成26年度2カ年の継続費設定で整備を予定いたしております長岡第五小学校の平成25年度分の事業費でもあります。  なお、小中学校の耐震化事業につきましても、今回、国の大型補正等を活用し、平成24年度の補正予算にも多額の事業費を前倒し計上いたしており、早期の完了を目指してまいります。  全14小中学校への計画的整備を進めてまいりました災害時用マンホールトイレにつきましては、3校分で下水道会計の工事費と合わせまして3,663万円を計上いたしております。これにより、全校への整備が完了いたします。  さらに、自主防災組織の育成支援に103万円、学校通学路の安全強化に1,640万円、また新たに長岡京駅前広場に防犯カメラを設置する経費182万円を計上し、犯罪防止、防犯環境の整備にも取り組んでまいります。  5つ目といたしましては、地域力の向上、そして文化力の創出であります。  地域力の向上に向けましては、地域コミュニティ活性化事業に285万円、自立した市民活動を応援するための補助金161万円を計上し、支え合う居場所づくりへの仕掛けでありますコミュニティカフェ立ち上げ支援経費58万円を計上いたしております。また協働の大切な紡ぎ手、共助の軸であります自治会活動への支援にも1,946万円を計上いたしております。  次に、文化の発信・定着に向けてであります。  本市のポスト国文祭事業であります音楽のまちづくり事業に128万円、また、長岡京音楽祭や、バレエの祭典への支援にも経費を計上いたしました。そして、新たに古典文化発信事業として古典の日にちなんだイベントの企画、古今伝授の間の原型となります開田御茶屋復元図の作成にも取り組みを進めてまいります。  市民の貴重な財産であります恵解山古墳の保存整備事業につきましては2億2,916万円を計上し、平成26年度の完成を目指します。  また、勝竜寺城の土塁跡の保存の設計費928万円も計上いたしております。これらの貴重な資源を活用しながら、本市の魅力を高め、文化・教育ゾーンとしての展開をいたしてまいります。  スポーツの振興におきましては、総合型地域スポーツクラブの推進に215万円を計上、スポーツセンターの耐震診断及び施設改修経費合わせまして1,417万円を計上いたしました。  以上、5つの柱立て、視点からの特筆すべき項目につきまして御説明をいたしましたが、このほかにも市民の暮らしを守る良質な水の安定供給、就労支援事業や国民健康保険料の軽減など、足元の課題をしっかりと見つめ、明日に向かって子どもたちの未来へつなぐまちづくりを進めるため、諸施策にも財源を配分いたしました。  以上、平成25年度の一般会計当初予算の概要を申し上げました。  最後に、これら施策の実施におきまして、その主体であります市の財政が健全な状態でなくてはなりません。そのための行財政改革に対する不断の努力は必須のものと考えております。  他市町に比べ健全な財政も、決して安堵できるものではございません。編成におきましては、新たな需要に思慮する一方で、歳出を押さえ、経費節減を図る必要がございます。権限移譲等事務量が増加する中ではありますが、一層の工夫、事務の合理化に努める中で、前倒しで達成いたしております職員定数を維持し、人件費の抑制に努めるなどの努力もいたしております。  従前にも増して財政状況が厳しくなりつつありますことをひしひしと実感いたしております。加えまして、国の予算編成、地方財政計画の情報提示もおくれる中で、ぎりぎりの調整等に努めてまいります。  その中で、みずからの責任を重く受けとめ、サマーレビューの実施等、日々課題の点検、自問自答を繰り返し、職員と議論に議論を重ね、一つ一つは小さな経費でも、優しくたくましい親切な市政にとの思いを念頭に、限られた財源と見合わせながら、めり張りの効いた予算にすべく査定に臨み、編成させていただきました。  平成25年度、市制40周年を経て、本市が新しい時代へ踏み出す重要な年であります。まだまだ十分とは言えませんが、この予算を実り多きものとするために、職員とともにこれからも細心の注意を払いながら、後ろ手に陥ることなく先手を打つ、緊張感を保ち、前向きな姿勢で臨んでいきたいと考えております。
     私はその努力を惜しむものではございませんし、全身全霊市政に邁進してまいる決意であります。その思いを申し述べ、あわせて議員各位並びに市民の皆様方のより一層の御指導と御鞭撻、御理解をお願い申し上げまして、平成25年度一般会計当初予算の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○(上田正雄議長) ただいま、提案説明の途中ですが、午後1時まで休憩します。               午後 0時06分 休憩              ─────────────               午後 1時01分 再開 ○(上田正雄議長) 休憩を閉じ続会します。  引き続き、提案理由の説明を求めます。  河村水道事業管理者。             (河村 豊水道事業管理者登壇) ○(河村 豊水道事業管理者) 日程47、第35号議案 平成25年度長岡京市水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  平成25年度も、中期経営計画に基づき、引き続き給水区域の統合に向けて関連事業を重点的に取り組むとともに、今年度完了予定の管路整備データをもとに老朽化した水道管の更新や耐震化を計画的に進めてまいります。  また、将来にわたって地下水を活用していくために、浄水処理機能の向上を図っていきます。  それでは、予算の内容を各条に沿って説明させていただきます。  まず、第2条の業務の予定量であります。  給水件数は微増が見込まれますが、年間総給水量については、昨今の社会経済状況を背景に、水需要が引き続き減少していることから、平成24年度予算より約0.4%減、決算見込みより約0.03%減の992万4,000立方メートルとしています。  また、有収水量についても、平成24年度予算より約0.4%減、決算見込みより0.02%減の901万8,000立方メートルと見込んでいます。  次に、第3条の収益的収入及び支出であります。  それぞれ平成24年度決算見込みと比較しまして、まず、収入である事業収益は237万6,000円増の22億6,493万1,000円を見込んでいます。この内訳ですが、水道料金は有収水量の減少に伴い44万7,000円減の20億7,400万1,000円と見込んでいます。  その他、受託工事収益は1,644万4,000円増の7,451万1,000円、一般会計からの水源費対策補助金等は1,027万4,000円減の3,234万2,000円、経営健全化に対する京都府の補助金は8,000円減の716万円を計上しています。  一方、支出である事業費用については1億247万6,000円増の23億174万6,000円を見込んでいます。その主なものとしては、営業費用のうち原水及び浄水費における府営水道の受水費が、一日当たり平均1万3,394立方メートルの受水量とし11万8,000円減の9億672万8,000円、配水及び給水費における委託料が1,842万6,000円減の2,483万4,000円、受託工事費は対象工事の増等により1,494万2,000円増の8,963万6,000円、資産減耗費は北ポンプ場等の固定資産除却費を計上したことから6,230万7,000円増の6,689万7,000円、営業外費用では消費税納付額が1,011万円減の419万4,000円であります。  これらの結果、収益的収支は3,681万5,000円、消費税を除く実質収支では6,312万6,000円の当年度純損失となる見込みであります。  次に、第4条の資本的収入及び支出であります。  平成24年度決算見込みに対し、収入では総額で1億783万4,000円増の3億9,600万1,000円を見込んでいます。その主なものは、企業債が1億円増の3億2,000万円、加入金が2,098万1,000円増の4,187万8,000円、分担金が対象工事の減により3,314万7,000円減の1,162万3,000円であります。  また、新たな地下水100%水道水供給施設の設置に伴う財団法人長岡京水資源対策基金からの助成金2,000万円を見込んでいます。  一方、支出につきましては、総額で1億436万9,000円増の8億756万円を見込んでいます。その主なものは、事務費が、北ポンプ場解体に伴います埋蔵文化財調査委託料及び東第二浄水場浄水処理変更工事実施設計委託料等の増加により1,949万9,000円増の6,724万6,000円、企業債借り入れの対象となる施設整備事業費では、給水区域統合に向けた北配水池ポンプ場関連工事や配水管の布設工事などを予定し、1億4,739万6,000円増の4億6,116万円、分担金や自己財源による施設事業費が京都第二外環状道路工事にあわせた布設工事が完了したことに伴い5,010万4,000円減の7,330万2,000円、また、企業債償還金は2,203万5,000円減の1億9,504万6,000円を見込んでいます。  これらの結果、資本的収支は4億1,155万9,000円の不足となる見込みですが、この不足額は、損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することとしています。  なお、補填財源の年度末残高は、平成24年度末見込みより3,613万1,000円減少し、9億3,270万7,000円になる見込みであります。  次に、第5条の継続費ですが、表に示していますとおり、給水区域統合事業として総額7億6,545万円、内訳といたしまして、平成25年度が1,155万円、平成26年度が4億635万円、平成27年度が3億4,755万円と定めるものでございます。  北ポンプ場建設工事並びに北ポンプ場、北配水池の電気機械設備工事が単年度では完了することが困難であるため、継続事業とするものであります。  次に、第6条の債務負担行為ですが、平成25年12月で汚泥処理設備に係る加圧脱水機借上料の賃貸及び保守契約が期限となることから、以後10年間、平成35年12月までの債務負担行為を設定するものです。  以上が平成25年度予算の概要ですが、平成25年は給水開始から50年の節目の年となります。引き続き、水道ビジョンに基づき、将来にわたって安全で安心できる水の安定供給の確保と、市民の皆様の満足度を向上させていくための各施策に全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) それでは、日程33、第21号議案及び日程34、第22号議案につきまして御説明申し上げます。  初めに、日程33、第21号議案 平成25年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ83億9,747万2,000円を計上するもので、前年度当初予算と比較いたしますと2.9%の増となっております。  平成25年度の国民健康保険の加入見込み数は、世帯数で1万1,222世帯、前年度比0.7%の増で、被保険者数は1万8,658人、前年度比0.1%の増を見込んでおります。  国保事業の運営につきましては、高齢化の進展や医療技術の高度化により、医療費が増加傾向にある中、今後とも国民健康保険事業の適正な運営管理に努めてまいりたいと考えております。  それでは、初めに歳出の主な内容につきまして御説明申し上げます。  総務費で1億3,823万7,000円を計上いたしております。これは事務費及び職員給与費等でございます。  次に、保険給付費は59億7,607万5,000円を計上いたしております。前年度と比較いたしまして3.2%の増でございます。主な内容は、療養諸費で52億5,840万7,000円、高額療養費で6億7,999万8,000円を計上し、その他出産育児一時金などを含めた保険給付費総額の歳出総額に占める割合は71.2%となっております。  後期高齢者支援金等は9億7,648万3,000円で、前年度比6.6%の増となっております。前期高齢者納付金等は62万4,000円を計上いたしております。  介護納付金につきましては3億8,762万3,000円を計上しており、これは介護保険第2号被保険者負担分でございます。前年度比10.1%の増となっております。  共同事業拠出金では7億9,093万7,000円を計上し、前年度比6.9%の減となっております。  保険費では9,484万円を計上しております。内容は、特定健康診査、特定保健指導費で7,148万3,000円、人間ドック、がん検診等の保険事業費で2,335万7,000円となっております。  次に、歳入について御説明申し上げます。  歳入の主なものは、国民健康保険料で保険料総額18億8,891万4,000円を計上し、歳入総額に占める割合は22.5%となっております。  国庫支出金は13億652万円を計上し、内訳は、国庫負担金が11億1,741万7,000円、国庫補助金が1億8,910万3,000円となっております。  次に、療養給付費等交付金は6億6,496万8,000円、前期高齢者交付金を28億8,826万円計上いたしております。  府支出金は3億5,578万7,000円を計上し、その内訳は、府負担金が5,272万1,000円、府補助金が3億306万6,000円となっております。  次に、共同事業交付金で7億6,600万6,000円を計上いたしております。内訳は、高額医療費共同事業交付金が1億4,871万1,000円、保険財政共同安定化事業交付金が6億1,729万5,000円となっております。  最後に、繰入金につきましては5億1,862万5,000円を計上し、内訳は、国のルール分といたしまして4億4,885万2,000円を計上いたしております。内訳は、保険基盤安定制度繰入金、出産育児一時金、財政安定化支援事業及び事務費繰入金でございます。  また、市ルール分は6,977万2,000円を計上し、内訳は、地方単独影響分といたしまして2,977万2,000円、保険料負担激変緩和分といたしまして4,000万円を繰り入れいたしております。  一般会計予算におきましても厳しい財政状況にありますが、一般会計からの繰り入れをすることによりまして、保険加入者の保険料負担の緩和をしたところでございます。  次に、日程34、第22号議案 平成25年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  乙訓休日応急診療所は、地域医療の一翼を担って、日曜日や祝日や年末年始における内科と小児科の応急診療施設として運営いたしております。1日当たり60人を超える市民の皆様が御利用いただき、市民の健康保持を支援し、安心できる市民生活に貢献いたしております。  それでは、平成25年度予算につきまして御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ5,847万5,000円で、前年度と比較いたしますと785万5,000円の減額となっております。  初めに、歳出でございますが、総務費で5,429万8,000円を計上しております。主なものは、医師、看護師、薬剤師などの人件費、医療機器の保守、診療報酬請求に伴う医療業務などの運営に要する経費でございます。  次に、医業費で367万7,000円を計上いたしております。これは診療業務に伴います医薬材料の購入費でございます。  なお、予備費につきましては50万円を計上しております。  続きまして、歳入でございますが、診療収入は、開所予定日数を71日間として4,270万7,000円を見込んでおります。  分担金及び負担金は、共同運営者であります向日市と大山崎町から、運営費分担金といたしまして668万1,000円を計上いたしております。  使用料及び手数料は、施設使用料135万8,000円、文書料1万円を計上しております。  一般会計からの繰入金は471万円を計上しており、これは診療所運営に係る経費のうち長岡京市の負担分でございます。  その他、繰越金300万円、諸収入9,000円を計上いたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 辻井総務部長。               (辻井仁史総務部長登壇) ○(辻井仁史総務部長) 日程35、第23号議案から日程42、第30号議案まで、平成25年度各財産区特別会計予算の全8件につきまして、一括して御説明申し上げます。  まず、日程35、第23号議案 平成25年度長岡京市馬場財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ588万9,000円で、歳入予算では、前年度繰越金588万8,000円、預金利子1,000円、歳出予算では、手数料18万円、財産区財産維持管理助成金297万8,000円、予備費273万1,000円といたしております。  次に、日程36、第24号議案 平成25年度長岡京市神足財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ3,193万7,000円で、歳入予算では、前年度繰越金3,188万円、預金利子5万6,000円、財産区財産使用料1,000円、歳出予算では、手数料35万6,000円、測量業務等委託料81万円、予備費3,077万1,000円といたしております。  次に、日程37、第25号議案 平成25年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ478万3,000円で、歳入予算では、前年度繰越金478万2,000円、預金利子1,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程38、第26号議案 平成25年度長岡京市調子財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ8,638万4,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料30万2,000円、前年度繰越金8,589万5,000円、預金利子18万7,000円、歳出予算では、手数料43万2,000円、予備費8,595万2,000円といたしております。  次に、日程39、第27号議案 平成25年度長岡京市友岡財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ2,367万4,000円で、歳入予算では、前年度繰越金2,364万4,000円、預金利子3万円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  次に、日程40、第28号議案 平成25年度長岡京市開田財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ4億3,643万8,000円で、歳入予算では、財産区財産貸付料45万円、前年度繰越金4億3,493万7,000円、預金利子103万3,000円、財産区財産使用料1万8,000円、歳出予算では、手数料155万円、財産区財産維持管理助成金400万円、一般会計繰出金45万円、予備費4億3,043万8,000円といたしております。  次に、日程41、第29号議案 平成25年度長岡京市下海印寺財産特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ1,422万1,000円で、歳入予算では、前年度繰越金1,419万5,000円、預金利子1万7,000円、財産区財産使用料9,000円、歳出予算では、手数料88万円、財産区財産維持管理助成金300万円、予備費1,034万1,000円といたしております。  最後に、日程42、第30号議案 平成25年度長岡京市粟生財産区特別会計予算であります。  予算総額は、歳入歳出それぞれ129万4,000円で、歳入予算では、前年度繰越金129万1,000円、預金利子1,000円、財産区財産使用料2,000円、歳出予算では全額を予備費といたしております。  以上、平成25年度の8財産区特別会計予算の概要であります。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 上村上下水道部長。              (上村 茂上下水道部長登壇) ○(上村上下水道部長) 日程43、第31号議案 平成25年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  初めに、重点事業の概要を説明させていただきます。  まず、汚水でございますが、平成24年度末時点での整備済区域面積は949.3ヘクタールで、計画面積1,166ヘクタールに対し81.4%、人口整備率では99.5%となる見込みで、おおむね計画的面整備は完了しております。  このため、施設の維持更新を今後計画的に行っていくために、今年度に完了いたします管路調査結果をもとに、公共下水道長寿命化計画を策定することといたしております。  また、マンホールトイレ設置工事を3校で予定しており、災害時の防災拠点となります市内小中学校全校での整備が完了する予定でございます。  さらに、スポーツセンター、乙訓高校、西乙訓高校の3カ所にマンホールトイレ設置のための設計委託を進めてまいります。  次に、雨水でございますが、京都府流域下水道いろは呑龍南幹線の整備事業に伴います基本計画の策定業務委託、また犬川配水区の基本設計業務委託及び風呂川配水区の施設設計業務委託を実施し、浸水被害軽減を図るものでございます。  それでは、平成25年度予算について御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額を30億1,675万6,000円といたしておりまして、前年度当初予算と比較しますと2億2,321万3,000円、率にして6.9%の減となっております。  歳入予算から御説明申し上げます。
     まず、款1の使用料及び手数料の公共下水道使用料でありますが、前年度当初予算と比べまして3.3%減の11億3,139万9,000円を見込んでおります。これは集合家事用を含めました一般家庭用、大口事業所をはじめとする会社、工場用の使用水量が減少すると見込んだためであります。  次に、款2の国庫支出金の下水道費補助金につきましては、京都第二外環状道路の工事進捗にあわせた管渠整備等の補助対象事業費が減少したことにより75.2%減の2,985万円を計上しております。  次に、款3の繰入金の一般会計繰入金につきましては、使用料収入減に伴い5.1%増の10億4,200万円を計上しております。  次に、款4の繰越金につきましては、前年同額の10万円を計上しております。  次に、款5の諸収入につきましては、項3の雑入で、前年度に京都第二外環状道路関連の工事額が増加いたしましたことから、平成24年度の消費税額につきましては、還付となり、諸収入全体としては18.9%増の980万7,000円を計上しております。  次に、款6の市債の下水道債につきましては、対象となります公共下水道工事の減少に伴い15.4%減の8億360万円を計上しております。  続きまして、歳出予算について御説明申し上げます。  まず、款1の事業費につきましては、前年度当初予算と比べまして21.4%減の10億5,224万3,000円を計上しております。この内訳でありますが、目1の一般管理費は、長寿命化策定業務委託料の減などにより4.6%減の7億4,672万6,000円となっております。  主な内容といたしましては、使用料徴収事務に係る経費のほか、汚水処理経費である流域下水道維持管理負担金、長寿命化計画策定業務委託、またマンホールトイレの設計及び設置などの施設改修工事であります。  その他、今里雨水貯留施設やアメニティ下水道の維持管理費用及び下水道事業全般に係る経常的な事務経費等でございます。  次に、目2の下水道築造費汚水分でございますが、48.9%減の2億2,980万1,000円を計上しております。主な内容でございますが、流域下水道汚水建設負担事業の桂川右岸流域下水道事業負担金につきましては、ほぼ前年度同様となっておりますが、公共下水道工事費につきましては、京都第二外環状道路関連の工事費が大きく減額となったものでございます。  また、現行の事業認可期間が平成25年度末までとなっておりますことから、事業認可変更等に係ります設計業務委託を計上いたしております。  次に、目3の下水道築造費雨水分でございますが、27.9%減の7,571万6,000円を計上しております。主な内容でございますが、流域下水道雨水建設負担事業の桂川右岸流域下水道事業負担金のほか、雨水の築造事業といたしまして、いろは呑龍南幹線の整備事業にあわせました基本計画の策定業務委託、また犬川配水区域及び風呂川配水区の施設設計業務委託を実施するものでございます。  このほか、既存雨水施設の長寿命化計画を策定し、維持管理、更新事業に国庫補助等の財源を確保するため、施設台帳作成業務委託を行うものでございます。  次に、款2の公債費につきましては、3.3%増の19億6,287万5,000円であります。内訳は、元金償還金が7.5%増の13億4,766万6,000円、利子償還金は4.8%減の6億1,520万9,000円となっております。  次に、款3の予備費につきましては163万8,000円を計上いたしております。  次に、第2条の地方債でございますが、第2表のとおり、下水道事業につきまして限度額を8億360万円としております。  最後に、第3条の一時借入金でございますが、借り入れの限度額を10億円とするものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程44、第32号議案 平成25年度長岡京市介護保険事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ51億3,873万7,000円を計上するもので、前年度当初予算と比較いたしますと3.7%の増となっております。  平成25年度は、平成24年度から26年度までを計画期間とする第5期介護保険事業計画の中間年に当たり、要介護認定者等の増加により、増大する介護給付サービス費に対応できるよう関連経費を計上したものでございます。  それでは、初めに歳出の内容について御説明申し上げます。  総務費で1億1,503万8,000円を計上いたしております。主な内容は、総務管理費が5,791万2,000円、介護認定審査会費が5,357万8,000円となっております。  次に、保険給付費で48億5,426万9,000円を計上いたしております。前年度と比較して3.4%の伸びを予測いたしており、主な内容は、介護サービス等諸費44億5,260万3,000円、介護予防サービス等諸費1億4,519万8,000円で、その他、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費などを含めた歳出総額に占める保険給付費総額の割合は94.5%となっております。  次に、地域支援事業費でございますが、総額で1億4,542万7,000円を計上いたしております。前年度比18.2%の増となっており、主な内容は、介護予防事業費3,898万2,000円、地域支援事業の総合相談や介護予防マネジメントの中心的な役割を担う地域包括支援センター運営事業費に8,008万円、その他、成年後見制度利用支援事業や家族介護支援事業及び認知症施策総合推進事業の任意事業費に2,636万5,000円を計上いたしております。  次に、歳入の主なものでございますが、介護保険料として12億318万6,000円を計上いたしております。  また、国庫支出金として10億2,974万2,000円を計上しており、その内容は、国庫負担金が8億6,978万6,000円、調整交付金、地域支援事業交付金及び介護保険事業費補助金を合わせた国庫補助金が1億5,995万6,000円となっております。  次に、支払基金交付金として14億1,820万9,000円を計上し、その多くを介護給付費交付金が占めております。  また、府支出金は7億4,108万5,000円を計上いたしておりますが、その内訳は、府負担金が7億750万1,000円、府補助金が3,358万4,000円となっております。  さらに、一般会計繰入金として、法定給付割合によりまして7億4,242万2,000円を計上いたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 佐々谷建設交通部長。             (佐々谷明光建設交通部長登壇) ○(佐々谷明光建設交通部長) 日程45、第33号議案 平成25年度長岡京市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算の説明の前に、平成24年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告させていただきます。  平成25年1月末現在、駐車場利用台数は、二輪車を含めまして延べ31万6,375台、利用料収入は1億1,140万円で、前年比約2.8%増となり、景気の低迷が続く中、収支見込みは前年度を上回る見込みでございます。  また、平成20年11月より導入いたしました障がい者割引制度の利用につきましては、月平均で約120件まで増えてきており、割引制度が少しずつ浸透してきているものと思っております。引き続き平成25年度もより一層の市民サービス向上と利用者の利便増進に努めてまいりたいと考えております。  さて、平成25年度の下半期には、阪急西山天王山駅の開業が予定されており、開業時期を見込んで駅の東側に市営西山天王山駅東駐車場を建設しております。こちらの駐車場につきましては、駅周辺を御利用される人のほか、鉄道に乗りかえて京都、大阪方面へ移動できるようパークアンドライド駐車場として公共交通の利便性の向上を図れるものと思っております。  また、駅開業と同時に、駐車場の営業を始められるよう長岡京駅西駐車場とあわせて当初予算に経費を計上するものでございます。  それでは、平成25年度予算の概要について、御説明申し上げます。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ5,187万6,000円となっております。  まず、歳入予算から御説明申し上げます。  款1駐車場事業基金利子として財産収入15万1,000円、款2一般会計からの繰入金412万4,000円、款3前年度からの繰越金10万円と、款4諸収入の預金利子1,000円のほかに、雑入として4,750万円を計上いたしております。これは駐車場納付金として指定管理者から納付されるものでございます。  次に、歳出予算について御説明申し上げます。  款1事業費として1,610万6,000円を計上いたしておりますが、その主なものは、目1駐車場管理費としての1,585万5,000円は、管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円と消費税及び地方消費税240万円であります。  次に、目2財産管理費として駐車場事業基金へ繰り入れます積立金25万1,000円を計上いたしております。  次に、款2公債費の3,200万8,000円でありますが、長期債元金償還金として2,685万3,000円、また長期債利子償還金として515万5,000円、款3予備費として376万2,000円を計上いたしております。  以上が長岡京駅西駐車場及び西山天王山駅東駐車場の平成25年度長岡京市駐車場事業特別会計予算の概要でございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 山田健康福祉部長。              (山田常雄健康福祉部長登壇) ○(山田常雄健康福祉部長) 日程46、第34号議案 平成25年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ9億7,883万1,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして5.0%の増加となっております。  後期高齢者医療被保険者数は、平成25年1月末現在で7,952人で、前年同月比5.3%の増となっております。  それでは、初めに歳出の主な内容について御説明を申し上げます。  総務費は3,554万2,000円を計上いたしております。内容は、人件費及び事務費等で、対前年度比マイナス1.1%の減となっております。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金で9億4,225万円を計上いたしております。内容は広域連合事務費負担金、後期高齢者医療保険料等負担金及び基盤安定制度負担金で、前年度比5.3%の増となっております。  続きまして、歳入でございますが、主なものは、後期高齢者医療保険料8億2,361万6,000円を計上しております。対前年度比5.7%の増でございます。  次に、一般会計からの繰入金で1億5,412万4,000円を計上しております。内容は、保険基盤安定制度繰入金、広域連合事務費負担金繰入金及び職員給与費事務費繰入金で、対前年度比1.4%の増でございます。  以上、平成25年度後期高齢者医療事業特別会計の予算概要でございます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○(上田正雄議長) 第20号議案から第35号議案までの16件の説明は終わりました。  お諮りします。  ただいま議題となっております第20号議案から第35号議案までの16件については、質疑を省略し、予算審査特別委員会を設置して、これに付託することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  ただいま設置されました予算審査特別委員会委員の選任についてを直ちに議題とします。  お諮りします。  予算審査特別委員会委員には、全議員の25名を指名することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  なお、正副委員長の選出については、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選をお願いします。  次に、日程48、議会条例第1号 長岡京市議会基本条例の一部改正についてを議題とします。 ─────────────────────────────────────────                                 議会条例第1号           長岡京市議会基本条例の一部改正について  地方自治法第112条及び長岡京市議会会議規則第14条の規定により、みだしの議案を別紙のように提出する。  平成25年2月22日  長岡京市議会議長 様                             提出者 浜 野 利 夫                             賛成者 福 島 和 人                                 進 藤 裕 之                                 坪 内 正 人                                 冨 岡 浩 史                                 大 伴 雅 章                                 大 畑 京 子                                 八 木   浩  (提案理由)  地方自治法(昭和22年法律第67号)が改正されたことに伴い、条例の一部を改正する必要があるので提案する。           長岡京市議会基本条例の一部を改正する条例  長岡京市議会基本条例(平成24年長岡京市条例第1号)の一部を次のように改正する。
    ┌───────────────────┬───────────────────┐ │        改正後        │        改正前        │ ├───────────────────┼───────────────────┤ │ (市民参加と市民との連携)     │ (市民参加と市民との連携)     │ │第6条 【略】            │第6条 【略】            │ │2~5 【略】            │2~5 【略】            │ │6 議会は、委員会での請願者、陳情者に│6 議会は、常任委員会での請願者、陳情│ │ よる趣旨説明を可能とします。    │ 者による趣旨説明を可能とします。  │ │ (政務活動費)           │ (政務調査費)           │ │第19条 政務活動費は、政策の立案及び│第19条 政務調査費は、政策の立案及び│ │ 提案並びに市政に関する調査研究その他│ 提案並びに市政に関する調査研究に資す│ │ 活動に資するために交付され、長岡京市│ るために交付され、長岡京市議会政務調│ │ 議会政務活動費の交付に関する条例(平│ 査費の交付に関する条例(平成13年長│ │ 成13年長岡京市条例第1号)に定める│ 岡京市条例第1号)に定めるところによ│ │ ところによります。         │ ります。              │ │2 政務活動費の使途については、公正性│2 政務調査費の使途については、公正性│ │ 、透明性を確保するために公開します。│ 、透明性を確保するために公開します。│ │3 議会は、議員活動を強化するために、│3 議会は、議員活動を強化するために、│ │ 政務活動費の効果的活用に努めます。 │ 政務調査費の効果的活用に努めます。 │ └───────────────────┴───────────────────┘   附 則  この条例は、地方自治法の一部を改正する法律(平成24年法律第72号)附則第1条ただし書に規定する日(平成25年3月1日)から施行する。  ───────────────────────────────────────── ○(上田正雄議長) 発議者の説明を求めます。  浜野利夫議員。                (浜野利夫議員登壇) ○(浜野利夫議員) ただいま議題となっています議会条例第1号 長岡京市議会基本条例の一部改正につきまして、発議者を代表して提案理由の説明をさせていただきます。  今回の改正は、地方自治法が改正されたことに伴い所要の改正が必要となりましたので、提案するものであります。  なお、改正内容につきましては、お手元に配布しております新旧対照表のとおりであります。また、この条例は地方自治法の一部を改正する法律の附則第1条ただし書きに規定する平成25年3月1日から施行するものであります。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。議員各位の御賛同のほどよろしくお願いいたします。 ○(上田正雄議長) 発議者の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に対する質疑はございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 質疑もないようですので、これをもって質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、委員会付託を省略して、直ちに討論に入ることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  御意見ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 意見もないようですので、これをもって討論を終わります。  これより採決に入ります。  本件について、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。               (賛 成 者 起 立) ○(上田正雄議長) 全員起立。  したがって、議会条例第1号は原案どおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りします。  明23日から26日までは議案熟読のため休会とし、27日午前10時に再開することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○(上田正雄議長) 異議なしと認め、そのように決定します。  本日はこれをもって散会します。  御苦労さまでした。                午後1時45分 散会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              長岡京市議会議長  上 田 正 雄              会議録署名議員   尾 﨑 百合子              会議録署名議員   藤 井 俊 一 ─────────────────────────────────────────  議 案 付 託 表                        平成25年長岡京市第1回議会定例会                        2月22日 付 託  予算審査特別委員会  ┌──────┬───────────────────────────┬───┐  │ 議案番号 │       件           名       │備 考│  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第20号議案│平成25年度長岡京市一般会計予算           │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第21号議案│平成25年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算   │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第22号議案│平成25年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第23号議案│平成25年度長岡京市馬場財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第24号議案│平成25年度長岡京市神足財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第25号議案│平成25年度長岡京市勝竜寺財産区特別会計予算     │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第26号議案│平成25年度長岡京市調子財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第27号議案│平成25年度長岡京市友岡財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第28号議案│平成25年度長岡京市開田財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第29号議案│平成25年度長岡京市下海印寺財産特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第30号議案│平成25年度長岡京市粟生財産区特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第31号議案│平成25年度長岡京市公共下水道事業特別会計予算    │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第32号議案│平成25年度長岡京市介護保険事業特別会計予算     │   │
     ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第33号議案│平成25年度長岡京市駐車場事業特別会計予算      │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第34号議案│平成25年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算  │   │  ├──────┼───────────────────────────┼───┤  │第35号議案│平成25年度長岡京市水道事業会計予算         │   │  └──────┴───────────────────────────┴───┘...